「阿下喜八幡祭」へ助成金 明治安田生命、ボランティア支援も 三重・いなべ

【目録を手にする城尾支社長(右から3人目)、近藤会長(同4人目)ら=いなべ市北勢町阿下喜で】

【いなべ】明治安田生命(東京)は13日、三重県いなべ市阿下喜の大西神社などで29日に開催される「阿下喜八幡祭」を支援する助成金として、主催する「阿下喜八幡祭大字阿下喜自治会」に27万円を贈呈した。

同社は従業員のボランティアなどへの参画、県内ネットワークを活用した同祭りへの誘客・PR活動に取り組み、当日はブースを設置して健康増進イベントを実施する。地域社会に根付いた文化事業の継承・発展に向けた協働を通じ、地域社会の振興に貢献する。

阿下喜地区伝統の同祭りは、大人と子供のみこしが町中を練り回し、暴れみこしの別名がある。今年はコロナ禍で中止となっていたみこしが四年ぶりに復活し、総勢約310人が町内を練り歩く。

阿下喜会館で贈呈式があり、同社の城尾英紀四日市支社長が、近藤勝司自治会長に目録を手渡した。城尾支社長は「地域の活性化に向けたお手伝いで応援は3回目。地元の皆さまの大事なお祭りを盛り上げ、応援できることはうれしい。一層勇壮なお祭りを拝見できるのが楽しみ」とあいさつした。

近藤自治会長は「大人180人、子供130人に出てもらう。大いに盛り上がる祭りにしていきたい。有効活用して祭りを大成功させ、次の世代につなげていきたい」と感謝した。