桑名石取祭を絵、写真、立体作品で 8月本番前に作品展

【石取祭をテーマにした作品=桑名市南寺町のギャラリー寺町で】

【桑名】8月5、6日に三重県桑名市内で開かれる国重要無形民俗文化財「桑名石取祭」を前に、同市南寺町のギャラリー寺町は「ゴンチキチン 石取祭展」を開いている。16日まで。

油彩画、日本画、水彩画、写真、立体作品など同祭をテーマにした力作40点を並べた。作品は北勢地域の画家や写真家など8人が手がけた。絵画作品は華やかな祭車(さいしゃ)をはじめ、祭りに参加する人々の姿や高揚感を鮮やかに表現している。

同祭は「日本一やかましい祭り」といわれる。ギャラリーオーナーの山口惠子さん(70)は「ひとあし早く、祭りのにぎやかさを味わってもらえたら」と話した。