<高校野球三重県大会>3年ぶり夏の1勝 初回先制で波に乗った名張青峰

名張青峰―四日市西 四回表内野安打で出塁の名張青峰1番朝日がこの試合2つ目の二盗を成功させる=四日市球場で

○…初回の4点先制で波に乗った名張青峰。井村、岡野の3年生右腕の継投で四日市西打線を4安打無得点に抑えて7―0で勝って初戦を突破した。過去2年間、夏の1勝が遠く「どうしても勝ちたかった」と話す3年生の福留主将。「先制点を取って逃げ切る、練習してきた通りの試合ができた」と喜んだ。

○…この日4打数3安打の1番朝日が猛攻の起爆剤に。中前打で出塁した一回以外にも二、四回と先頭打者で出塁し、本塁への生還を果たした。「足は速くない」が「強気な攻め」を身上に、二盗を2度決めた2年生は、次戦の菰野戦に向けても「相手は強豪だが先頭で(塁に)出てプレッシャーをかけられるよう頑張る」と力を込めた。