斎王亮子内親王の生涯解説 斎宮歴史博物館、14日にイブニング講座 三重

【多気郡】斎宮歴史博物館は14日午後5時半から、三重県明和町竹川の同館講堂で斎宮イブニング講座「斎王亮子(あきこ)内親王の生涯―後白河朝の斎王、そして女院殷富門院として―」を開く。定員は先着120人。参加費無料。

同館職員が研究成果を分かりやすく紹介する全10回の同講座の2回目。天野秀昭学芸普及課長が講師を務める。

亮子内親王は平安時代末期、後白河天皇の即位で斎王に選ばれたが、天皇が譲位したので斎宮に来なかった。源平の争乱を経て鎌倉幕府が成立する時代の転換期に女院として後白河上皇の院政を支えた。

問い合わせは同館調査研究課イブニング講座係=電話0596(52)3800=へ。