「鈴々楽団」が夏公演 津で26日、亀山で30日 三重

【村山さん(左手前)の演奏で歌声を合わせる佐波さん(右端)ら4人=亀山市東御幸町の市文化会館で】

【亀山】松阪市在住で三重オペラ協会演奏会員の声楽家・佐波真奈己さんが代表の音楽ユニット「鈴々楽団」は、7月公演「夏の鈴々」を津市久居アルスプラザアートスペース(同市久居東鷹跡町)で26日に、30日は亀山市文化会館内中央コミュニティセンター(同市東御幸町)で開催する。いずれも入場料は3千円(税込み)。全席自由。

同楽団は昨年1月、県内の女性声楽家と音楽家ら計7人で音楽ユニットを結成。同年7月に同アートスペースで旗揚げ公演をした。

今回2会場での公演には、佐波代表のほか、声楽家の杉本佳代さん、嶋原美友紀さん、桐生優さんのいずれも同協会演奏会員と、ピアニストの村山響さんの5人が出演する。

出演者らは9日、会場となる同会館で本番に向け、村山さんのピアノ演奏で、ショパンの「雨だれ」やドビュッシーの「水の反映」のほか、歌謡曲「みずいろの雨」、「青い珊瑚礁」など数曲の音合わせをした。

佐波さんは「同館で、市民らで大合唱する『第九を歌おう』を22年前に立ち上げた時の一人として、ソリストとしても歌ったゆかりの地『亀山』を公演最後の会場にしました」とし、「夏をテーマに風や水、雨にちなんだ、わたしたちの歌声で涼しさを感じてもらえたら」と話していた。

問い合わせは鈴々楽団=電話090(9338)7502=へ。