7週連続で増加、県内感染者、新型コロナ

三重県は4日、県内の新型コロナウイルス感染状況を公表した。2日までの1週間で医療機関から報告された新規感染者数は1定点当たり平均7・25人で、前週の1・15倍。7週連続で増加した。

保健所管内別の1定点当たり新規感染者数は、桑名11・4人▽四日市5人▽鈴鹿5・9人▽津5・73人▽松阪5・88人▽伊勢8・27人▽伊賀7・88人▽尾鷲16人▽熊野1・5人―となっている。

4日現在の病床使用率は14・8%で、前週同一曜日から0・9ポイント低下。入院中の感染者は3人減の66人。確保病床を8床増やして447床とした。重症者は2人で、前週から1人増えた。

県の感染症情報・検査プロジェクトチームは「全国的な傾向と同じく、県内でも感染者が緩やかに増加しているが、第9波に当たるかどうかは分からない」と説明。「今後の感染状況を注視したい」としている。