三重県全域に食中毒警報発令 食品管理や手洗い呼びかけ

三重県は3日午前11時、今年初めての食中毒警報を県全域に発令した。期間は5日午前11時までの48時間。食品の管理や調理などに注意し、手洗いを徹底するよう呼びかけた。

県によると、発令基準のうち「気温30度以上が10時間以上継続することが予想される場合」に当たると判断した。四日市市内では午前9時時点で30度に達し、予想最高気温は34度だった。

県は保育所や小中学校に注意を呼びかけたほか、業界団体を通じて飲食店などに警報を伝達した。食品安全課は「食材を十分に加熱して調理してほしい」とし、調理した食品は早めに食べるよう呼びかけている。