市民らが手作り段ボールハウス寄贈 亀山「児童発達支援放課後等デイサービス・エイド」に 三重

【段ボールハウスを寄贈した北村さん(右側前)、柳原さん(同後)とエイドの子どもら=亀山市東御幸町の「児童発達支援放課後等デイサービス・エイド」で】

【亀山】小学校の同級生の北村伸一さん(46)=亀山市北町=と柳原純さん(47)=同市南鹿島町=の2人は1日、三重県亀山市東御幸町の「児童発達支援放課後等デイサービス・エイド」を訪れ、北村さんと柳原さんら四人で制作した遊具の段ボールハウスを寄贈した。

北村さんら4人は約10年前から、節分の日に市内の各放課後クラブに出向き、鬼に扮装(ふんそう)して「豆まき」をしていた。数年前にエイドとも関わるようになり、子どもたちに喜んでもらおうと約1カ月かけ、長さ約1・2メートル、奥行き約1メートル、高さ約1・5メートルの段ボールハウスを制作。中に入って遊べるようにし、屋根には煙突も取り付けた。

エイドの山本真司取締役(41)は「子どもが中に入れる立派なハウスをありがとうございます」と礼を述べ、「子どもたちで色を塗り、自分たちのハウスに仕上げます」と話した。