生活保護費57万円を不正受給 詐欺容疑で男逮捕 三重県警鈴鹿署

【鈴鹿】生活保護費を不正受給したとして、三重県警鈴鹿署は27日、詐欺の疑いで、鈴鹿市南玉垣町、無職清水邦人容疑者(61)を逮捕した。

逮捕容疑は令和4年1月14日―6月3日までの間、鈴鹿市から生活保護費をだまし取ろうと虚偽の資産申告書を提出し、生活扶助や住宅扶助として合計11回にわたり現金約57万円をだまし取った疑い。

同署によると、現金保有状況について約51万円を所持していたのに2万7千円しか持っていないように偽っていたという。1月ごろに市から被害相談があり、捜査を進めていた。「逮捕されたのは納得いかない」と容疑を否認している。