夏の甲子園懸け61チーム初戦決まる 高校野球三重大会7月7日に開幕

【第105回全国高校野球選手権記念三重大会の組み合わせ】

7月7日に四日市市羽津甲の四日市市営霞ケ浦球場で開幕する、第105回全国高校野球選手権記念三重大会(県高野連など主催)の組み合わせ抽選会が20日、津市一身田上津部田の県総合文化センターで開かれ、夏の甲子園を懸けた熱戦に臨む、四日市四郷・石薬師・あけぼの学園・志摩の連合チームを含む64校61チームの初戦の相手が決まった。

会場は四日市市営霞ケ浦、津球場公園内、ドリームオーシャンスタジアム(県営松阪)、ダイムスタジアム伊勢(伊勢市倉田山公園)の4球場で、日程が順調に進めば決勝は27日、四日市市営霞ケ浦球場で行われる。

今年春の県大会の成績を基に決めたシード校は全部で8チーム。第1―4シードのいなべ総合、津商、海星、津田学園をAシード、第5シードの三重、宇治山田商、松阪商、皇學館をBシードとし、各ブロックに振り分けた。

第1―第3シードは2回戦から登場し、このうち春の覇者のいなべ総合は鈴鹿―四日市商の勝者と初戦を戦う。夏の県大会3連覇を目指す三重は1回戦からの出場で本格派の3年生右腕、中山勝暁投手を擁する高田と対戦する。

組み合わせ抽選会には各チームから指導者と主将が出席した。三重高3年の高山亮太主将は「ようやく大会が始まるという感じ。プロ注目の投手がいるチームが初戦の相手。先を見ず目の前の試合に集中したい」と話していた。

開幕日の7日は午後3時から四日市市営霞ケ浦球場で開会式のみ実施し、試合開始は8日から。選手のコンディションに配慮して、式典直後の開幕試合は行わない。開会式の入場行進は昨年同様、3年生に限り、ベンチ外メンバーやマネジャーの参加を認める。選手宣誓は桑名工業高3年の寺本裕哉主将が務める。

組み合わせは別表の通り。