G7で○×クイズ 学童保育の1700人 桑名など4市3町オンライン

【パソコンに向かって答えを示す子どもたち=桑名市の「藤が丘学童保育所 日の本クラブ」で】

社会福祉法人「日の本福祉会」(三重県四日市市松原町)は16日夕、「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合記念○×クイズ大会」をオンラインで開いた。県北部で運営する4市3町の37学童保育所で、学童を利用する児童計約1700人が参加。クイズを通して楽しみながら県やG7について学んだ。

練習問題を含め、全7問を出題。問題はすべて子どもたちが考えた。事前に募り、集まった700問の中から職員が選んだ。「G7は、7人で会議を行う?(答え×)」「伊勢神宮は約千年前に建てられた(答え×)」など。学童保育所ごとにみんなで答えを考え、「○」「×」と入った紙をパソコンに向かって示した。正解すると点数がもらえ、子どもたちは声を上げ、飛び上がって喜んだ。

最後に獲得した点数を合計し、結果を発表。桑名市と朝日町の計4カ所の学童保育所が同じ点数で1位になった。このうち、桑名市の「藤が丘学童保育所 日の本クラブ」の中嶋大輝君(藤が丘小4年)は「三重県のことが、いろいろ知れて良かったです」と感想を話した。

クイズ大会は、志摩市でG7交通相会合が開幕し、その応援事業として開いた。開催にあたり、一見勝之知事からメッセージが届き、子どもたちに披露した。