野田さん、利藤さん最優秀 鈴鹿市「よい歯」審査会 三重

【歯科医の口腔審査を受ける児童=鈴鹿市南玉垣町の市ふれあいホールで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿歯科医師会と市教委、県学校保健会鈴鹿支部は1日、同市南玉垣町の市ふれあいホールで、よい歯の児童生徒の地区審査会と表彰式を開き、最優秀賞に小学生の部は市立加佐登小6年の野田恵利佳さん(11)、中学生の部は市立神戸中3年利藤ひなたさん(14)をそれぞれ選んだ。

歯と口の健康週間(6月4―10日)にちなんだ事業の一環。

市内公立小中学校と私立中学校の計41校から、各校の歯科検診で決まった代表41人が審査対象となり、この日はそのうち小学校29校、中学校8校、私立中学校1校の計38人が参加した。

審査会は3次審査まであり、歯科医師19人が、子どもたちの虫歯の有無や歯並び、かみ合わせなど口腔(こうくう)の状況をチェック。最終審査では日頃の生活習慣を聞き取る個人面接もあり、総合的に順位を決めた。

最優秀賞の野田さんは「毎日夜は歯磨き後に歯間ブラシも使ってしっかり歯磨きをしている」と話した。

表彰式では歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクールの入賞者表彰も併せて実施。小学校低学年の部、高学年の部、中学校の部、特別支援学級の部の4部門で入賞した計8人が、表彰状を受け取った。

同コンクールには8校から49点の応募があった。最優秀作品は地区代表として県医師会に推薦される。

同コンクール各部門の最優秀賞は以下のみなさん。

小学校低学年の部=場谷おと花(市立合川小1年)▽同校高学年の部=仲道真菜(同長太小4年)▽中学校の部=伊沢友翔(同白子中2年)▽特別支援学級の部=結城総一郎(同若松小2年)