新型コロナ、前週の1.12倍 三重県内の新規感染者

三重県は30日、県内の新型コロナウイルス感染状況を公表した。先週(22―28日)に医療機関から報告された新規感染者数は一定点当たり平均2・72人で、前週の1・12倍。2週連続で増加した。

県によると、保健所管内別の一定点当たり新規感染者数は、桑名5・9人▽四日市2・5人▽鈴鹿2・8人▽津2・09人▽松阪2・75人▽伊勢2・09人▽伊賀1・5人▽尾鷲2人▽熊野ゼロ人―となった。

30日現在の病床使用率は6・5%で、前週の同じ曜日と比べて1・4ポイント低下した。入院中の感染者は27人で、前週同一曜比から6人減少。前週は2人だった重症者はゼロ人となっている。

県の感染症情報・検査プロジェクトチームは「大型連休明けに新規感染者が爆発的に増加したたわけではなかったが、全国的な状況と同様に感染者は引き続き増加傾向にある」としている。