三重県文化賞で文化奨励賞 亀山トリエンナーレ実行委、市長に受賞報告

【櫻井市長(右端)と表彰状を持つ伊藤代表(中央)と森事務局長=亀山市役所で】

【亀山】第22回三重県文化賞で文化奨励賞(今月28日付)を受賞した「亀山トリエンナーレ実行委員会」の伊藤峰子代表と森敏子事務局長は29日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、受賞の喜びを報告した。

同トリエンナーレの前身は平成20年から同25年まで「アート亀山」として、市内の店舗や公共施設などを展示会場に現代アートの芸術祭として、毎年開催してきた。同26年から、名称を「亀山トリエンナーレ」に変更し、3年ごとに開催している。同20年から今年で15年目となる。

伊藤代表は「農村、武士、商人の文化を持つ『亀山』でアートを発信し続けてきたことが受賞につながり、奨励賞をいただけたことは、うれしい」、森事務局長は「来年秋に開催する『亀山トリエンナーレ2024」を成功させたい」と話した。

櫻井市長は「伊藤代表と森事務局長の絶妙なコンビネーションで、持続的な未来に向け、今後も継続することを、市として側面から協力します」とたたえた。