「あじさい・花しょうぶロード」始まる 桑名・なばなの里、光のトンネルに300鉢 三重

【桑名】三重県桑名市長島町駒江漆畑の「なばなの里」で、初夏の風物詩「あじさい・花しょうぶロード」が始まっている。日没後から華やかな電飾が輝く全長約200メートルの「光のトンネル」内に、アジサイとハナショウブ計約300鉢を並べている。7月2日まで。

東海地方が梅雨入りした29日、傘を差した来園者は、雨にぬれて鮮やかさを増した色とりどりの花を楽しんでいた。アジサイは6月中旬ごろまでが見頃で、ハナショウブは同月下旬ごろまで。鉢植えは花の咲き具合によって、入れ替えしながら展示する。

園内では夜、ホタルが飛び始めている。入り口ゲート付近から日帰り温泉施設「里の湯」に至るまでの約200メートルの「せせらぎ」で飛び交っており、6月下旬ごろまで楽しめるという。

入園料は2500円、6月1日からは1700円。いずれも園内で使える千円分の金券が付いている。問い合わせは、なばなの里=電話0594(41)0787=へ。