三重1区と4区で擁立方針 次期衆院選、国民県連が確認

【役員会後の記者会見に臨む金森代表(左)ら=津市北河路町で】

国民民主党三重県連は27日、メッセウイング・みえ(津市北河路町)で役員会を開き、旧民進党系の候補者が決まっていない衆院選の三重1区と三重4区で独自候補を擁立する方針を確認した。

県連によると、この日の役員会では次期衆院選に向けて「県連による候補者の公募も含め、擁立に向けて積極的に動く」ことを確認したという。党本部による公募と並行して候補者を募る方針。

加納康樹幹事長は役員会後の記者会見で、候補者擁立は「急がなければならないが、具体的な時期は決めていない」と説明。立憲民主党県連との候補者調整は「今のところ話はない」と語った。

金森正代表は次期衆院選で「立憲も国民も連合も股裂きになってしまうことは避けるべき」とし、野党連携の必要性を強調。「どこかに絞るのは難しいが、努力しなければならない」と語った。