ゲンジボタル飛び始める 鈴鹿ほたるの里 三重

【ホタルの出現状況を説明する大石自治会長=鈴鹿市西庄内町の「鈴鹿ほたるの里」で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市西庄内町の「鈴鹿ほたるの里」でこのほど、自生するゲンジボタルが見頃を迎え始めた。6月末まで観賞期間として、1人100円の協力金を募り、環境整備費に充てる。

ほたるの里は敷地約2万平方メートルで、八島川の川沿い約200メートルと周辺の水路に観賞道を設置する。地元の上野自治会とほたるを守る会が中心となり、鑑賞路整備などの管理を担う。

今季は新たに入り口からの通路と駐車場を舗装したほか、鑑賞道に休憩用のあずまや1棟も設けた。

大石徹也自治会長(79)によると、ホタルは20日ごろに数匹を確認したという。「ほぼ例年並み。今月末ごろから6月上旬くらいが一番の見頃になるのでは」と話した。

ホームページでホタルの出現状況を公表していく。