SCにスーパーカー11台集結 桑名、ファンらでにぎわう 三重

【名車の間近でエンジン音に聞き入る来場者=桑名市星川のサンシティで】

【桑名】高級スポーツカーが集結するイベント「スーパーカーフェスティバル」が28日、三重県桑名市星川の星川ショッピングタウン「サンシティ」駐車場で開かれた。往年の名車トヨタ2000GTやランボルギーニ・カウンタックなど11台が並び、来場者を楽しませた。

普段なかなか目にすることができない名車を一目見ようと、会場には多くの人が訪れた。車種によって異なるエンジン音を聞き比べるサウンド体験会では、大きなエンジン音に驚いて、保護者にしがみついている子どもの姿も見られた。四日市市から訪れた小学六年の伊藤涼真君(11)は「聞き慣れない音でびっくりしたけど、すごく感動した」と目を輝かせた。

自動車愛好家でつくる「フィオレンティーナ470クラブ」(岐阜市)の主催。子どもたちにスーパーカーの魅力を伝えようと、昨年12月に続き2回目の開催。石田朗(あきら)副会長(52)は「一台、一台それぞれ個性がある。エンジン音の違いや特有の形を楽しんでほしい」と話した。

会場では桑名署と桑名地域生活安全協会の交通安全・防犯イベントが同時開催され、パトカーの乗車体験や警察犬と一緒に記念撮影もでき、人気を集めた。運転免許証そっくりの「子ども安全免許証」を発行する日本自動車連盟(JAF)三重支部のコーナーには、長い列ができていた。