カード詐取、300万円引き出す 容疑の19歳少年を再逮捕 四日市南署

【四日市】三重県警四日市南署は25日、詐欺と窃盗の疑いで、大阪府岸和田市並松町、無職少年(19)を再逮捕した。

逮捕容疑は詐欺グループの実行犯らと共謀して市役所職員をかたって電話をかけ、3月1日午後7時ごろ、還付金返還手続き名目で松阪市の80代女性からキャッシュカード2枚を詐取。カードを利用して松阪市や大阪市内のコンビニ店ATM(現金自動預払機)などから複数回にわたって現金合計約300万円を引き出した疑い。

同署によると、少年は別件詐欺や窃盗容疑で逮捕されており、その後の取り調べや防犯カメラの映像などから特定した。「間違いありません」と容疑を認めている。