早期整備に向け合同総会 鈴鹿亀山道路と関バイパス 建設促進同盟会

【国道1号関バイパス建設促進期成同盟会の会長に再任された櫻井市長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市と亀山市が中心となって進める鈴鹿亀山道路建設促進期成同盟会(会長・末松則子鈴鹿市長)と、一般国道1号関バイパス建設促進期成同盟会(会長・櫻井義之亀山市長)は25日、鈴鹿市役所で令和5年度の合同総会を開き、両市の行政や議会、経済団体などの関係者約30人が出席した。

冒頭で末松会長は「亀山市や関係者と協力しながら、鈴鹿亀山道路の早期整備に向けて鋭意活動を行っていきたい」、櫻井会長は「国道1号関バイパスは県内外から多くの人が来訪することが想定されている道路で、必要不可欠と確信している」とそれぞれあいさつした。

鈴鹿亀山道路建設促進期成同盟会は令和5年度事業計画案など2議案を原案通り承認、一般国道1号関バイパス建設促進期成同盟会は、櫻井会長を再選する役員改正案など3議案を原案通り承認した。

鈴鹿亀山道路(鈴鹿市野辺町―亀山市辺法寺町、延長10・5キロ)は令和4年度に新規事業化された。現在は地形測量を基にしたデータ分析が進む。

一般国道1号関バイパス(亀山市太岡寺町―同市関町沓掛、延長7・1キロ)は、関町鷲山までの2・5キロが平成8年度から事業化され、現在は用地買収が完了した区間の早期着手と全線事業化に向けて取り組む。