「松阪撫子祭り」PR 27日から展示や茶会

【「松阪撫子どんな花?祭り」をPRする岡代表(右から2人目)と竹上市長(同3人目)ら=松阪市役所で】

【松阪】ミズ・ネットワーク松阪の岡みどり代表ら3人は23日、三重県の松阪市役所で竹上真人市長と面会し、第17回「松阪撫子(なでしこ)どんな花?祭り」(27―31日)をPRした。

松阪撫子は松阪三珍花の一つ。同市殿町に住んでいた紀州藩士が約200年前、花弁が深く切れ、縮れて垂れ下がる花を見つけ、改良して作り出した。

同会は平成11年に中心商店街の女将(おかみ)らがまちの活性化を目指して結成した。祭りでは会員や松阪三珍花保存会の有志が育てた松阪撫子を商店街や松阪駅に展示する。プランター約40個と鉢植え約30個が並ぶ。

27日午前11時から同市平生町のなでしこ館で献花式を開き、午後1時から同市中町の和菓子店「柳屋奉善」で「撫子姫大茶会」を、同5時半から同所で「岡美保子ライブ撫子を愛でるもののあはれ」(要予約有料)を開催。28日午後1時から同市中町のうつくしや/東村呉服店で「撫子色いろ彩りカフェ」を開く。

岡代表は「展示した松阪撫子の優美な花姿を愛でながら松阪の街を楽しんでほしい」とアピールした。

問い合わせはミズ・ネットワーク松阪=電話0598(21)0138=へ。