少数弦楽器の魅力伝える、桑名で27日演奏会 一弦琴や二胡

【本番に向け、一弦琴の稽古に励む永川さん=桑名市内で】

【桑名】1本ないし2本の弦で奏でる楽器の魅力を伝える演奏会「少数弦楽器の集い」が27日午後1時半から、三重県桑名市桑名の六華苑である。一弦琴の演奏活動と普及に努める同市の「一弦琴楽風会」が開き、一弦琴をはじめ、二胡(にこ)や馬頭琴の演奏を披露する。

出演は、同会を主宰する永川辰男さん=同市太夫=と、二胡・馬頭琴の演奏家で地元愛知県で教室を開く久保さりーさん=同県春日井市=。両者とも古典曲や童謡・唱歌などのほか、久保さんは馬頭琴でシューマン作曲の「トロイメライ」も披露する予定。楽器紹介もある。

永川さんは「清らかな音色を聴いて、ひとときでも日常を忘れ、心を静めてもらえたら」と話す。演奏会は無料だが、同苑の入苑料460円が必要。