![web08◎P説・鈴鹿市・市民ギャラリーでハーダンガー刺繍展](https://www.isenp.co.jp/wp-content/uploads/2023/05/5877dc70f6efa077dbfb1719e67de395.jpg)
【鈴鹿】三重県鈴鹿市神戸9丁目の鈴鹿キリスト教会で活動するハーダンガー刺繍(ししゅう)鈴鹿教室(辻朝子講師)はこのほど、同市役所市民ギャラリーで作品展を開き、生辻講師と生徒13人の制作品、計約200点を展示した。20日まで。
ハーダンガー刺繍はノルウェーの伝統的な刺繍技法で、レース編みのようにも見える。布目を数えながら刺繍し、縫い目に囲まれた部分の織り糸を一本ずつ切るなど、細かい作業を繰り返しながら仕上げていく。
展示は3年半ぶり。テーマを決めず、これまでの作品の中から自信作を一人1―約30点ずつ出品した。テーブルクロスや壁掛けなど、根気強く丁寧に仕上げた力作の数々が並ぶ。
出品者の一人で、最年長の西村節子さん(83)=同市竹野1丁目=は「刺繍が完成するとうれしいし、仲間たちとおしゃべりしながら作る時間も楽しい」と話していた。
同教室は12年ほど前に設立。現在、40―80代の女性13人が月1回集まり、自由に作品作りを楽しんでいる。