時短要請協力金詐取疑い、男を再逮捕 三重県警捜査二課

三重県からコロナ禍での時短要請協力金をだまし取ったとして、県警捜査二課などは18日、詐欺の疑いで、住所不定、無職大井善信容疑者(25)を再逮捕した。

逮捕容疑は、県が支給する時短要請協力金などをだまし取ろうと、自身が当時経営していた飲食店が時短営業したように装い、令和3年5月と9月の2回にわたって虚偽の申請書類を提出。同年8月3日に県時短要請協力金65万円、10月15日に県飲食店時短要請協力金170万円を入金させだまし取った疑い。認否は明らかにしていない。

大井容疑者は強盗罪などで公判中で、国から協力金などをだまし取った別件詐欺容疑でも逮捕されている。口座などの取り調べで容疑を特定した。引き続き余罪との関連などを調べる。