交通安全啓発に使って 三重県自動車会議所、県に反射材など寄贈

自動車販売店や運輸関連の事業者などでつくる三重県自動車会議所は16日、交通安全の啓発品を県に寄贈した。県は春の全国交通安全運動(11―20日)などで実施する街頭啓発で配布する。

県によると、平成17年度から毎年度寄贈し、18回目。本年度は県に交通安全のスローガンを書いたタオルや反射材のキーホルダーなどの1万500点を贈ったほか、県警にも9750点を寄贈した。

この日、竹林武一会長が県庁を訪れ、竹内康雄環境生活部長に啓発品の目録を手渡した。竹林会長は「交通死亡事故がゼロになり、県民の安全と安心が前進することを祈念する」と述べた。

竹内部長は「頂いた啓発品は有効に活用させてもらう」と謝辞。4月に交通死亡事故多発警報を発令したことを紹介した上で「高齢者だけでなく、若年層にもしっかり注意喚起したい」と語った。