クミ化成、亀山に新工場 6月1日から操業 三重

【工場内を見学する(右から)櫻井市長と廣田副知事=亀山市菅内町のクミ化成三重工場で】

【亀山】自動車・二輪部品の設計・製造・販売など扱う自動車部品メーカー「クミ化成」(東京都千代田区)は16日、三重県亀山市菅内町で6月1日から操業する「クミ化成三重工場」の竣工式を実施した。

同社の冨田禎二社長と三重工場の今井義明工場長、櫻井義之市長、廣田恵子副知事ら計27人が参加した。

同社の前身は大正7年、工業用ゴム製品を販売する個人商店「久美商会」として創業。昭和23年に同商会を法人化し、同47年に現在の社名「クミ化成」に変更した。同工場では、自動車内外装部品の設計・製造・販売を扱う。鉄骨造平屋建て延べ床面積8133平方メートル。総事業費は約33億円。

冨田社長(57)は「10年ぶりに関東工場に次ぐ三重工場では、時代に合った商品を開発し、県、亀山市に貢献する」とあいさつした。今井工場長(46)は「新工場は、環境負荷低減に配慮した粉砕室や太陽光パネルの設置を見据えた屋根構造など、環境に取り組む工場とした」と新工場について説明した。

来賓あいさつで櫻井市長は「ここ亀山は、東と西を結ぶ交通の要所であり、工場立地に適した場所での新工場操業を歓迎します」と述べた。

また、廣田恵子副知事は「新たな自動車関連の製造拠点として、自動車産業への貢献や雇用創出など地域経済への波及効果により、本県の経済をけん引して下さることを期待しています」と、一見勝之知事の祝辞を代読した。

式後、参列者らは工場内を見学。屋外で常緑樹「ヒメユズリハ」の記念植樹をした。

【竣工式であいさつをする冨田社長=亀山市菅内町のクミ化成三重工場で】