亀山の新茶味わって 市立図書館で振る舞い 三重

【新茶を味わう市民ら=亀山市御幸町の市立図書館で】

【亀山】三重県亀山市は11日、同市御幸町の市立図書館で、「新茶まつり」を開き、来館者らに新茶を振る舞った。県立亀山高校の生徒らが4月中旬、同市太森町の茶園「中の山パイロット」で手摘みした新茶葉「みえうえじま」を使用した。

市の委託を受けた日本茶インストラクターの一見貞子さんら2人は、「亀山の新茶を味わって」呼びかけ、約70度の湯を急須で約1分蒸らした煎茶を提供した。

同館で四日市方面に向かう電車の時間待ちをしていた、市内在住の75歳の男性は「香りもよく、甘くておいしかった」とし、「新茶をいただけてよかった」と話した。

一見さんは「お湯の温度を加減することで、甘くも渋くもなります。自分の好みで味わってください」と呼びかけていた。