「春の文化芸術展」始まる 津の久居アルスプラザで 三重

【久居文化協会の美術作品が並ぶ会場=津市久居東鷹跡町の市久居アルスプラザで】

【津】「令和5年度久居地域春の文化芸術展」(三重県津市久居地域文化祭実行委員会主催)美術部門の展示が11日、同市久居東鷹跡町の久居アルスプラザで始まった。日本画▽水墨画▽洋画▽書▽写真―の計94点を展示している。22日まで。午前10時―午後5時(最終日は午後4時まで)。入場無料。16日は休館。

久居文化協会の会員で実行委員会をつくり春と秋に成果を発表している。春季は美術のほか、13、14日には華道と盆栽の2部門が出展し屋外で山野草を展示販売する。

かな文字の和歌や「夢」「翔」など小中学生が好きな文字を書いたうちわなどの書作品、遠くに山並みを望む油彩の「雲出川」、墨の濃淡で表現した水墨画「富士山」などがある。

実行委事務局で書道の神戸笹波会に所属する神戸由美さん(51)=久居新町=は「いろいろな部門が一度に見られる機会。多くの方に『やってみたい』と思っていただけるといい」と話した。