椿りょうさんが一日署長 伊賀、交通安全を啓発 三重

【白バイ隊の制服を着て広報啓発する椿さん=伊賀市内で】

【伊賀】春の全国交通安全運動(11―20日)に合わせて、三重県名張市出身のOSK日本歌劇団員椿りょうさんが1日署長に就任し、白バイ隊員などを装って交通安全の啓発に務めた。

3大少女歌劇団の1つとして知られる同劇団で活躍する椿さんは、出身地が縁で昨年も同署の啓発活動に協力。この日は白バイ隊の制服に身を包み、伊賀市上野茅町のイオン伊賀上野店で署員と共に反射材やチラシなどが入った交通安全の啓発に向けた物品を利用者らに配布した。

自身もドライブが趣味でゴールド免許所有者という椿さんは「脇見運転や舞台で疲れているときは運転しないようにしたりと気をつけている。自身も注意してルールを守り、少しでも事故が少なくなるように声を掛けたい」と話していた。

同署管内では10日現在、人身事故の発生件数が56件(前年比17件増)。うち死亡事故件数は1件(前年同数)で飲酒運転に伴う事故としている。