G7交通大臣、花で歓迎へ 志摩、市民ボランティアが苗植え 三重

【花壇にマリーゴールドなどの花の苗を植える市民ボランティア=伊勢市岡本町で】

【伊勢】6月に志摩市で開かれるG7三重・伊勢志摩交通大臣会合に向け、伊勢市の伊勢神宮外宮近くの花壇で10日、市民ボランティアらが、色とりどりの花の苗1200株を植えた。

交通大臣会合のおもてなし事業として県が実施するウェルカムフラワー運動の一環。会合開催へ向け、訪れる人を花で歓迎し、機運を盛り上げようと、ボランティアの協力で実施した。

この日は、日頃から花壇を管理している地元のボランティア団体「宮崎お花畑」のメンバー4人が活動。県道沿いの広さ約130平方メートルの花壇に、マリーゴールドやベゴニアなど、これから見頃を迎える4種類の花の苗を丁寧に植えていった。会合の開催を知らせる横断幕も設置された。

参加した団体代表の中村雍子(やすこ)さん(77)は「配色に変化をつけて、きれいに見えるよう工夫して植えた。会合の開催をまだ知らない人に、花と共にお知らせできたら」と話していた。