HPに不正アクセス 三重県立総合医療センター、書き込みされる

四日市市日永の三重県立総合医療センターは10日、ホームページ(HP)が不正アクセスを受け、外部サイトにつながるURLが書き込まれたと発表した。「個人情報の漏えいや診療への影響はない」としている。

センターによると、利用者の質問に答えたり、敷地内での禁煙を呼びかけたりする6つのページに計10件のURLが書き込まれた。それぞれ異なるURLで、どのようなサイトかは確認していない。

10日午前9時ごろ、HPの編集作業をしていた職員が書き込みを発見。同日正午に全ての書き込みを削除し、県警に報告した。HPの更新履歴などから、5日午後9時半ごろに書き込まれたとみられる。

電子カルテなどはインターネットから隔離したサーバーに保管していることから、診療への影響はなかった。センターの経営企画課は「不正アクセスの経緯を調べ、セキュリティー対策を強化する」としている。