事件前に家族間トラブルで通報 鈴鹿・強盗殺人、事件と関連か 三重

【鈴鹿】三重県鈴鹿市寺家五丁目のアパートで起きた強盗殺人事件で、首を切られて殺害されたアイハラ・アルメイダ・ロゼリさん(46)が事件前、家族間トラブルを理由に警察に通報していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。県警捜査本部は事件との関連の有無を調べている。

捜査関係者によると昨年11月、アイハラさんが家族とのトラブルを理由に110番し、連絡を受けた警察官が通報現場に向かって対応したという。現時点で確認されている通報はこの一回だけとしている。

また事件後、6日までに捜査本部のある鈴鹿署にアイハラさんの夫をはじめ家族や友人など関係者十数人が訪れていることも明らかになった。捜査本部では犯人と結びつく重要な手がかりがないか慎重に事情を聞くと共に、現場周辺の目撃情報や防犯カメラの映像などの解析を進めている。