海の生き物や希少な昆虫標本 津松菱で催し始まる 三重

【モルフォチョウなどの昆虫標本=津市東丸之内の松菱6階で】

【津】三重県津市東丸之内の松菱は3日、同店六階催事場で「ちびっこミニ水族館とカブトムシ展in松菱」を開いた。海の生き物やカブトムシなど約30種や希少な昆虫標本などの展示に家族連れらが訪れた。7日まで。入場料1人500円、3歳以下無料。

大型連休に合わせ生き物に触れてもらおうと人気企画を組み合わせたほか、トンボ研究家の刀根定良氏(64)=松阪市猟師町=の協力で、国内外のチョウやトンボなど昆虫の標本60箱計4000点を並べた。

開店早々から次々に家族連れらが訪れ入場に長い列ができた。とりわけタッチングプールは人気で、子どもたちが水の中のクモヒトデやオオグソクムシの感触を確かめた。昆虫標本コーナーでは羽が青く発色するモルフォチョウや世界最大とされるタマムシなどが注目を集めた。

【人気のタッチングプール=津市東丸之内の松菱6階で】

市立新町小6年の倉田潤さん(11)は「ヒトデはプニプニしていると思ったけど堅くてザラザラしていた。生き物はみんな元気ですごかった」と感想を話した。