亀山の東名阪多重事故で実況見分 三重県警、トラック運転手立ち会い

【運転手と共に当時の事故状況を確認する捜査員ら=亀山市の東名阪自動車道で】

【亀山】三重県亀山市辺法寺町の東名阪自動車道でトラックなど5台が絡み、3人が死亡した事故を受け、県警は27日夜、当時の事故状況を再現して実況見分をした。

事故は3月27日午前7時25分ごろ、上り線に停車していた中型トラックと軽ワゴン車に大型トラックが追突。弾みで大型トラックの積載物が上下線に散乱し、下り線を走行していた軽乗用車と乗用車が衝突し、3人が死亡、5人が重軽傷を負った。

この日は午後8時ごろから約2時間半にわたって上り亀山パーキングエリア(PA)から事故現場まで約3・5キロの区間で1車線を規制。捜査員らが、大型トラックを運転していた60代男性立ち会いの下、当時の状況を再現して視認性や、衝突を予見できたかどうかなどを確認した。