三重で174人感染 新型コロナ、2人死亡

三重県は28日、174人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2日ぶりに前週の同じ曜日を上回った。県内の感染者は延べ46万2856人となった。

感染者のうち80代の女性2人が26日に医療機関で死亡したと発表。2人とも基礎疾患があり、新型コロナが死因ではなかったという。県内感染者の死者は1064人となった。

県によると、新規感染者は前週同一曜日比で52人の増加。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は47・51人で、前週の1・23倍。11日連続で1倍を上回った。

28日現在の病床使用率は7・6%で、前日から0・5ポイントの上昇。入院中の感染者は前日比2人増の31人で重症者はいない。宿泊療養者は2人増の5人となっている。

県の感染症情報・検査プロジェクトチームは、直近1週間の新規感染者数が前週の1倍を超える日が続いていることを踏まえて「今後、増加傾向を示すかを注視する必要がある」としている。

新規感染者は四日市市で35人、津市で25人、鈴鹿市で20人、桑名市で19人、伊勢市で13人、菰野町と松阪市で8人ずつ、伊賀市で7人、名張市で6人、志摩市で5人、東員町で4人、明和町、玉城町、南伊勢町、県外で3人ずつ、いなべ市、亀山市、尾鷲市で2人ずつ、朝日町、川越町、鳥羽市、紀北町、御浜町、紀宝町で1人ずつ。