三重で181人感染、新型コロナ 高齢者施設でクラスター

三重県は26日、181人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2日ぶりに前週の同じ曜日を上回った。県内の感染者は延べ46万2555人となった。

県内の高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生したことも発表。入所者や職員ら15人の感染が判明している。県内で発生したクラスターは586件となった。

県によると、新規感染者は前週同一曜日比で58人の増加。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は44・63人で、前週の1・22倍。9日連続で1倍を上回った。

26日現在の病床使用率は7・1%で、前日から0・5ポイントの低下。入院中の感染者は前日比2人減の29人で重症者はいない。宿泊療養者は1人増の3人となっている。

新規感染者は四日市市で41人、津市で32人、鈴鹿市で23人、桑名市で16人、松阪市で11人、名張市で7人、伊賀市と伊勢市で6人ずつ、東員町、志摩市、明和町、県外で5人ずつ、いなべ市と亀山市で3人ずつ、菰野町、玉城町、尾鷲市で2人ずつ、木曽岬町、朝日町、川越町、大台町、南伊勢町、紀北町、御浜町で1人ずつ。