トンボ追いかけ30年集大成 伊勢で世古さん写真展

【30年近く撮り続けてきたトンボの写真展を開いた世古さん=伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で】

【伊勢】三重県伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で26日、度会町麻加江のアマチュア写真家、世古道也さん(69)の写真展「トンボたちの生態」が始まった。5月2日まで。月曜日は休館。

世古さんは28歳の頃、イトトンボの鮮やかな姿を写真に収めたいと思ったことをきっかけに、本格的に撮影を始めた。定年退職後は岡山県から古里の度会町に戻り、同町の写真クラブ「写景会」などに所属。独自の視点でトンボや氷を撮影するほか、四季折々の風景も切り取っている。

今回は、県内や長野、岡山、高知、鳥取県で30年近く撮り続けてきたトンボの集大成として60種を展示する個展を開催。日本一小さい「ハッチョウトンボ」、見る角度によって羽の色が変わる「チョウトンボ」、鮮やかなピンクの体色が特徴の「ベニトンボ」などのほか、羽化する過程や産卵方法の違いを捉えた作品も目を引く。

世古さんは「小さかった頃にトンボと触れ合った思い出を振り返りながら写真を見てもらえたら。子どもたちにもこんなにたくさんのトンボがいると伝えたい」と話した。