水辺の風景や人物画 有竹さん個展 津の三重画廊

【作品を紹介する有竹さん=津市中央の三重画廊で】

【津】絵画公募団体白日会準会員の有竹敏視さん(69)=四日市市貝家町=の個展が19日、津市中央の三重画廊で始まった。水辺の風景や人物画など大小33点を展示販売している。23日まで。

有竹さんは40代で野田真章氏(故人)、伊藤宏氏に師事。60歳から同団体に出品している。個展は2度目で津市での発表は初めて。

停泊するヨットと水面(みなも)の揺らぎを独自の構図で描いた「午後のヨットハーバー」、パステルで緻密に描いた「赤い髪の女性」、花の小品などがあり、有竹さんは「ヨットは曲線がきれいで女性を描くことと通じる。津の知人に見てもらえる機会になれば」と話した。