「榊原温泉さくら祭り」にぎわう 4年ぶり、湯の瀬太鼓演奏も 三重・津

【4年ぶりに開催された「榊原温泉さくら祭り」で演奏する「榊原湯の瀬太鼓」=津市榊原町で】

【津】「第26回榊原温泉さくら祭り」(同祭り実行委員会主催)が8日、三重県津市榊原町の「湯の瀬」イベント広場で4年ぶりに開催された。コロナ禍での中止を経て2部制にするなど内容を一部見直し実施。昼の部には約800人(主催者発表)が来場した。

同広場はソメイヨシノやしだれ桜など120本があり、見頃に合わせ榊原地区の自治会連合会や温泉振興協会などで実行委員会をつくり祭りを開いてきた。今回から餅まきや豆ご飯おにぎりの配布などを取りやめ、午後3時までと午後5時―同6時半の2部制にした。

昼の部では地元商店やキッチンカーが出店する会場で同町を拠点に活動する「榊原湯の瀬太鼓」の演奏、ゴスペル、手品などが繰り広げられた。

今年は開花が早く多くの木が散り終わりだったが、訪れた人らは4年ぶりのにぎわいを満喫した。同町の川原田将也さん(35)は「イベントがあると久しぶりに顔を合わせられる。地元がにぎやかになるのはいい」と話した。