警察官へ第一歩 100人が入校式

【難波本部長を前に宣誓を読み上げる生徒総代の本田さん(左)=津市の県警察学校で(県警提供)】

【津】三重県津市高茶屋4丁目の県警察学校で6日、初任科生入校式があり、100人の初任科生が警察官としての第一歩を踏み出した。

入校したのは、短期課程44人と長期課程37人、事務官に当たる一般職員19人の計100人で、うち女性は43人。最長約10カ月間の教養課程を経て各所属先に配属される予定。

式典で難波正樹本部長は、「県民が寄せる警察への期待、そしてそれに応えるべき我々の責任は非常に大きい。ぜひとも旺盛な向上心を持ってこうした期待に応える真摯(しんし)な取り組みをお願いしたい」と訓示した。

荻田博文校長は式辞として、「自ら学び、基本を確実に身につけ、同期生との絆を大切に困難には一致団結して取り組んで」と呼びかけた。

生徒総代の本田由弥さん(30)は、「不偏不党かつ公平中正に警察職務の遂行に当たる」と誓った。