志摩市がLINE公式アカウント開設 情報発信や通報サービスも 三重

【道路状況などの通報を受け付ける画面(志摩市提供)】

【志摩】三重県志摩市はこのほど、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の公式アカウントを開設し、運用を始めた。市からさまざまな情報を発信するだけでなく、市民からの情報を受け付ける通報サービスも導入されており、市は友達登録を呼びかけている。

幅広い世代により多くの情報を届けようと、利用者の多いラインを使うことにした。地域イベントや防災、子育てに関する情報、ごみ収集日などが通知されるほか、志摩市のライブカメラも見ることができる。今後は市民サービスの予約や申請もライン上で行うことが可能となる。

また、通報機能を活用して道路の陥没や大雨による冠水、災害時の状況を市民から情報提供してもらうことで、迅速な対応につながると市も期待を寄せる。ほかにも、地元の人しか知らない観光スポットの投稿などで利用することも考えられるという。

ラインアプリで友達追加した後、生年月日と地域を登録し、希望する情報を選択することで、自分に合った情報を受け取ることができる。

橋爪政吉市長は「今後も便利な機能を拡充し、市民や観光客などユーザーとの双方向のコミュニケーションツールとして使っていきたい」と話していた。

【志摩市のライン公式アカウントにつながるQRコード】