鈴鹿医療大と海星中高が高大連携協定 人材育成つなげる・三重

【協定を締結した服部校長(左)と豊田学長=鈴鹿市岸岡町の鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパスで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市岸岡町の鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパスで24日、同大学(豊田長康学長)と四日市市追分町1丁目の私立海星中学校・高校(服部芳尚校長)が高大連携協定を締結した。

締結協定により、高校への大学教員の出張講義や大学への見学会など、生徒らへのキャリア教育や探究活動支援などの相互協力を通じ、地域の医療分野などで活躍する人材育成につなげるのが狙い。同大学と近隣高校の連携は7校目。

同中学校・高校は10年前から総合学習の一環として、探究活動に取り組んでおり、近隣大学の連携は5校目となる。

調印式には服部校長、豊田学長が出席。服部校長は「今回の締結で専門的知見を加えることで、理系や研究分野の探究学習が発展していけば」、豊田学長は「連携で、地域の医療分野などの人材供給に貢献することを期待する」とそれぞれあいさつし、協定書に署名、押印した。