亀山七座の野登山へ登山 市民ら10人、ミツマタの群生地も

【ミツマタの群生地を歩く参加者ら=亀山市安坂山町で】

【亀山】三重県の亀山市商工観光課は21日、「亀山七座トレイル・ミツマタの咲く野登山へ」と題し、「亀山七座」の1つで同市安坂山町の野登山(標高852メートル)登山を実施。市内外から10人が参加した。

亀山七座は、登山ブームを受け亀山の新たな観光資源として、安坂山町から関町の鈴鹿山系に連なる代表的な6つの山と、同市加太地区の布引山系の一つの約600メートル級の山々を市が七座と選定している。

この日、参加者らは市職員3人の案内で、野登山の麓の坂本棚田駐車場を発着点に、ミツマタの花が咲く群生地から国見広場を経由。山頂で景観を楽しんだ後、中腹にある野登寺を巡る約9キロを歩いた。

友人と参加した濱田睦子さん(60)=名張市つつじが丘=は「近くの山は登ったことがあるが、野登山は初めて。棚田の景観やミツマタの花が見られてよかった。楽しかった」と話していた。