新入学児童への防犯ホイッスル 鈴鹿RC、1800個寄贈

【寄贈した防犯ホイッスルを手にする長谷川会長(左)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿ロータリークラブ(長谷川照義会長)は20日、同市教委に新入学児童への防犯ホイッスル計1800個を寄贈した。4月7日の入学式に配布する。

ホイッスルは赤色で、白字で「鈴鹿ロータリークラブ」の文字が入る。寄贈は社会貢献の一環として14年目。

長谷川会長(62)は「持っていることで子どもたちが安心して登下校できる。安心安全な鈴鹿市になるよう取り組みたい」とあいさつし、廣田隆延教育長に目録を手渡した。

廣田教育長は「大切に活用する」と謝辞を述べた。

市によると、令和四年度の市内不審者情報件数は88件(2月末現在)。

学校では「登下校時に子どもたちが首からホイッスルを下げ、緊急時に周囲に危険を知らせるよう指導しているという。

新年度の新入学予定児童は1502人(3月3日現在)。