職務強要疑いで送検の男性を不起訴処分 津地検

津地検は13日、三重県熊野建設事務所職員を脅した職務強要の疑いで送検されていた和歌山県新宮市の会社役員男性(40)について、嫌疑不十分により不起訴処分とした。

同地検は処分理由について、「関係各証拠を精査した結果、犯罪の成立を認定すべき証拠が不十分だった」としている。

男性は海岸災害復旧工事について県熊野建設事務所職員を脅して工事内容を変更させたとして、2月に逮捕、送検されていた。