利用者10万人達成でセレモニー 榊原温泉湯の瀬温浴施設

【前葉市長(右端)から花束を贈られる10万人目の中尾さん家族=津市榊原町の市榊原温泉湯の瀬で】

【津】三重県津市榊原町の「榊原温泉湯の瀬」温浴施設の利用者が12日、10万人を達成した。10万人目の利用者となった同市片田薬王寺町の自営業、中尾俊博さん(63)家族らに記念品が贈られた。

同施設は旧久居市時代からの市営温浴施設を再整備し、昨年8月28日にリニューアルオープン。指定管理者のマザーズが運営する。温浴施設は年間20万人の利用を目標にし一日平均約500人が利用。194日目のこの日10万人に到達した。

記念のセレモニーでは中尾さん家族と前後の利用客に前葉泰幸市長らから花束や地元産のコメと野菜が贈られた。中尾さんは「週二、三回夜に来ているが今日は孫と一緒に朝から来た。あちこち行くがここの湯はいいのでこれからも利用したい」と喜んだ。

同施設は日帰り温浴施設のほかレストラン▽福祉型滞在施設▽オートキャンプ場▽バーベキュー広場―を備える。市久居総合支所地域振興課によると、福祉型滞在施設は稼働率40%の目標に対し10%、オートキャンプ場とバーベキュー広場の利用は目標を下回っている。