ミツマタの花楽しむ 亀山・天空の森ウオークに180人

【黄色い花のミツマタを楽しむ参加者ら=亀山市安坂山町の天空の森で】

【亀山】三重県亀山の市民団体「みつまたを愛する会」(松井隆幸会長)は11、12日の両日、「天空の森みつまたウォーキングツアー」を開催し、市内外から2日間で約180人が参加した。

参加者らは、亀山市安坂山町の石水渓(せきすいけい)野外研修施設を発着点に、同町地内の新名神高速道の高架下にある天空の森まで片道約3キロを歩き、同森に咲き誇る約3500本の黄色い花「ミツマタ」を楽しんだ。

津市戸木町から友人らと参加した、谷口清美さん(60)は「天空の森に初めて来ました。このような素晴らしい所があるとは知りませんでした。黄色い花がきれい」と写真を撮っていた。

松井会長(71)は「この地は民間事業所の管理地なので、通常は入口のゲートを閉めている」とし、「今回のツアーのために許可をいただき入りました」と話していた。

同会は、新名神高速道の高架下を「天空の森」と命名し、平成26年から毎年、市民らも参加してミツマタの苗木を植樹している。