四日市コンビナートの夜景を背にラン ハーフマラソンのプレイベント

【四日市コンビナートの夜景を背景に走るナイトファンランの参加者ら=四日市市羽津甲で】

工業地帯を背景に、幅広い年代がランニングに親しむイベントが11日、三重県四日市市羽津甲の四日市ドーム周辺で開かれた。午後から夜にかけて、10キロ、駅伝、ファミリーラン、キッズラン、ジュニアラン、対岸に広がる四日市コンビナートの夜景を楽しみながら走るコンビナート・ナイトファンランの計6部門があった。

新型コロナウイルスの影響で初開催が2024年以降にずれこむ「四日市ハーフマラソン」のプレイベント。主催の四日市市が「四日市コンビナート夜景ランフェスティバル」と銘打って行った。

市内では同ハーフマラソンへの発展的解消のため20回で終止符を打った19年4月実施の四日市シティロードレース以来となるランニングイベント。当日参加が可能なナイトファンランを除く5部門に約800人の応募があった。

ゴール地点の四日市ドームには市内グルメ、特産品を扱うブースなど設けた。森智広市長は「走る人も走らない人も楽しんでいただき皆で(ハーフマラソンに向けた)気運を盛り上げたい」と話した。