熟年大学OB29期会が作品披露 水墨画や俳句、趣味の作品 三重・四日市

【熟年大学OB29期会の作品展=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市の熟年大学OB29期会(豊田耕一会長)は9日、同市安島の市文化会館第3展示室で「第8回作品展」を開いた。会員24人と講師2人による水墨画と俳句、俳画3部門と趣味の作品合わせて約80点を展示している。9日まで。

北海道の雪景色の中、レールが見え隠れする風景「廃線」や、早朝の峡谷風景を描いた「霧立つ」などの水墨画作品、四季折々の風景や思いを詠んだ俳句、自作句に絵を添えた俳画などの力作が展示されている。趣味作品コーナーには油絵や吊るしびな、竹灯(あか)り、陶芸作品が並ぶ。

会員全員が持ち寄った幼少時や青春時代の写真を貼った「むかしの顔ででています」と題したコーナーもあり、来館者らの目を楽しませている。

豊田会長(79)は「コロナ禍でも創作活動に励んだ会員らの成果を見ていただきたい」と話していた。