学び深めた93人に修了証 桑名「市民生活向上のための学習講座」が閉講式 三重

【修了証を受ける加納さん=桑名市中央町のくわなメディアライヴで】

【桑名】くわな市民大学市民企画講座「市民生活向上のための学習講座」の閉講式が9日、三重県桑名市中央町のくわなメディアライヴで開かれた。昨年7月から全10回の講座を通して、学びを深めた受講生93人に修了証を贈った。

閉講式には、受講生のうち67人が出席。来賓の同市の中村江里子地域コミュニティ局長が、受講生代表の加納静夫さん(75)に修了証を手渡した。

この日は最終の講義もあり、東京都の工学院大学先進工学部の酒井裕司准教授が、温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラル実現に向けての取り組みについて話した。

講座は、同市の市民グループ「エチュード会」の主催。次年度は7月から講座をスタートさせ、来年3月までの全10回を予定している。会の代表を務める池永稔さんは「コロナ禍や物価高騰と多難な状況が続くこんなときだからこそ、学ぶことが大事。一人でも多くの人に参加してもらえれば」と話していた。